- 山田鋭夫+ロベール・ボワイエ編
- A5上製 416ページ
ISBN-13: 9784894341234
刊行日: 1999/2
日仏共同研究の最新成果!
戦後の日本経済を、日仏経済学者が積年の討議を経て、「企業主義」概念を軸にして徹底分析した初の成果。
目次
序
日本資本主義へのレギュラシオン・アプローチ
山田鋭夫+R・ボワイエ
第1部 成長体制とレギュラシオン様式
1 日本資本主義と企業主義的レギュラシオン
山田鋭夫
2 戦後日本経済の制度分析
磯谷明徳・植村博恭・海老塚明
3 戦後日本の構造変化と資本蓄積宇仁宏幸
第2部 労働、金融、国際体制
をめぐる制度的変容
4 賃金交渉制度と労使間妥協の展開
遠山弘徳
5 労働力再生産における産業的福祉の役割
平野泰朗・花田昌宣
6 戦後日本における金融のレギュラシオン
鍋島直樹
7 東アジア経済の成長と危機のレギュラシオン
井上泰夫
第3部 1990年代危機と日本経済の近未来
8 日本経済の競争力の限界
B・コリア/P・ジョフロン/
M・リュビンシュタイン(花田昌宣訳)
M・リュビンシュタイン(花田昌宣訳)
9 レギュラシオン様式の危機
賃金-労働ネクサスの存続
R・ボワイエ/M・ジュイヤール
(原田裕治・池田毅訳)
(原田裕治・池田毅訳)