〔雑誌〕環境ホルモン――文明・社会・生命 vol.1 [特集]性のカオス

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  • 綿貫礼子・吉岡斉 編
  • 菊大並製 312ページ
    ISBN-13: 9784894342194
    刊行日: 2001/1

市民の立場から環境ホルモン問題を問いなおす!

98年春に出版した『環境ホルモンとは何か』は読者から大反響を呼んだ。その後、「環境ホルモン問題」は日々深刻さを増している。「環境ホルモン」という生物の生命の危機に、どう立ち向かえばよいのか。国内外の第一線の研究者及び市民が参加する画期的な試み!





目次

巻貝類にみられる生殖異常  堀口敏宏 魚類の性行動への影響【内分泌攪乱物質による複合汚染】  大嶋雄治・本城凡夫 死産性比と出生性比の変化【人口動態統計の分析より】  水野玲子 日本の環境汚染から一般住民への環境ホルモン影響を見いだす試み  松崎早苗 脳の性差と性ホルモン  貴邑冨久子 〈インタビュー〉『奪われし未来』著者 J・P・マイヤーズ氏に聞く  聞き手 松崎早苗・綿貫礼子 〈座談会〉いま、環境ホルモン問題をどうとらえるか (司会)綿貫礼子  阿部照男/上見幸司/貴邑冨久子/堀口敏宏/松崎早苗/吉岡斉/白木博次 環境中のPCBとゼーレン・イエンセン教授の仕事 編・構成=松崎早苗/監修=綿貫礼子 アジアの油症【子供の発達への影響】  Y・L・クオ 韓国での環境ホルモン問題  趙顯書 ヒトへの影響と対策の方向性  森 千里 小鳥の脳に学ぶ  坂口博信 環境ホルモン研究の医学的アプローチ  上見幸司 経済学の新しいパラダイムを考える  阿部照男 〈コラム〉生態学の視点から  川那部浩哉基礎医学の視点から  野村大成脳神経科学の視点から  黒田洋一郎リスク評価の視点から  山田國廣エコロジーとエコノミーの視点から  植田和弘 〈ジャーナリズムから見た環境ホルモン問題〉記者はもっと専門知識を  小島正美長期的な取り組みの必要性  井田徹治NHK科学番組の取り組みから  村松 秀

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