- 小野行雄 著
- 四六並製 264頁 写真多数
ISBN-13: 9784894342910
刊行日: 2002/6
国家を超えたいきかたのすすめ
NGO活動の中でつきあたる「誰のための開発援助か」という難問。あくまで一人ひとりのNGO実践者という立場に立ち、具体的な体験のなかで深く柔らかく考える、ありそうでなかった「NGO実践入門」。
目次
chap. 1 わたるアジアはいい人ばかり
〈コラム〉 フィリピン史 バリの観光開発 物乞いと児童労働
chap. 2 日本人はいい人か
〈コラム〉 からゆきとジャパゆき ジャパニーズ・フィリピーノ 外国人労働者
chap. 3 豊かな国はどこにあるのか
〈コラム〉 「発展途上国」
chap. 4 なんのために開発するのか
〈コラム〉 開発 ODA
chap. 5 心は豊か、 暮らしは貧しい
〈コラム〉 輸出加工区 インドのNGOとリーダー インフォーマル労働 カースト制
chap. 6 貧困をなくす
〈コラム〉 貧困削減 人口 債務問題 ジュビリー2000
chap. 7 NGOはこうやる
〈コラム〉 コミュニティ保健ワーカー 感染症 マイクロファイナンス
ボンベイかムンバイか スラムとスクォッター・エリア ダウリー
chap. 8 ボランティアか仕事か
〈コラム〉 PRRM ピープルズ・パワー スモーキー・マウンテン
chap. 9 本当に必要な援助はなんなのか
〈コラム〉 ピナツボ噴火 アエタ 持続可能な開発
chap.10 NGO主義で開発を考える
〈コラム〉 毒薬漁法 マングローブ
chap.11 僕のめざすもの
あとがき