脱グローバリズム宣言――パクス・アメリカーナを超えて

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  • ロベール・ボワイエ+P-F・スイリ編
  • 山田鋭夫・渡辺純子 訳
  • 四六上製 264ページ
    ISBN-13: 9784894343009
    刊行日: 2002/9

グローバリゼーションという虚妄

アメリカ型資本主義は本当に勝利したのか?日・米・欧の第一線の論客が、通説に隠された世界経済の多様性とダイナミズムに迫り、アメリカ化とは異なる21世紀の経済システム像を提示。青木昌彦 榊原英資 佐々木かをり 藤本隆宏 他著




目次

日本語版への序文
ロベール・ボワイエ
はしがき
ピエール=フランソワ・スイリ

序説 画期的変化を理解する
ロベール・ボワイエ

I 歴史的パースペクティブ

1 世紀転換期のヨーロッパ
オブ・ユールヨーゲンセン
2 第1のパクス・アメリカーナから第2のパクス・アメリカーナへ
ロベール・ボワイエ

II 各国別軌道の対照性

3 アメリカ、 日本、 ヨーロッパ  ―― 1990年代の逆転
ケネス・カーチス
4 フランスと日本  ―― 交差する視線
クリスチャン・ソテール
5 日本にとっての3つのシナリオ
モレノ・ベルトルディ
6 デジタル時代におけるアジアの地域協力
榊原英資

III 「ワン・ベスト・ウェイ」 の幻想

7 日本的生産モデルなど存在しなかった
ミシェル・フレスネ
8 日本におけるeエコノミーの予期せぬ道  ―― 道程と分析
 
佐々木かをり
(インタビュー構成=ブリス・ペドロレッティ)
9 なぜ経営方式はいつまでも異なるのか  ―― サン=ゴバン社の事例
ジャン=ルイ・ベッファ

IV よみがえる多様性

10 日本企業の適応戦略の多様性  ―― 1つの分析
藤本隆宏
11 なぜ制度の多様性は進化しながらも存続するのか
青木昌彦
結論 画期的変化を前にした国家の役割
モーリス・グルドー=モンターニュ


訳者あとがき
用語解説
参考文献

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