- 菊大並製 432ページ
ISBN-13: 9784894345119
刊行日: 2006/05
新しい時代に向けてトータルな知の総合を企図する学芸総合誌
目次
〈座談会〉胎児性患者からのメッセージ
――「花が綺麗と思えるようになった」
松永幸一郎+金子雄二+永本賢二+長井勇+加賀田清子+加藤たけ子
〈座談会〉「水俣病患者」を超えて――「ほっとはうす」がめざすこと
加藤たけ子
〈「水俣・本願の会」座談会〉
魂うつれ 〔受難の底から湧き上がる思想〕
石牟礼道子+緒方正人+杉本栄子+杉本雄+山下善寛+金刺潤平+榎田弘
思想の「核」としての宇宙
石牟礼道子さん、渡辺京二さんの師恩
調査団の一員として
私にとって、水俣病とは何だったのか
拙書『水俣の人びと』の改訂を恥じる
生きる技術に感動
私の水俣病報道
「私のとっての水俣病」を思うために
国の病としての水俣病
水俣病患者の現状と将来への提言 〔「五つの提言」の背景〕
Y氏水俣病裁決阻止事件にみる認定行政の構造
故溝口チエさんの認定申請棄却取り消し訴訟・認定義務づけ訴訟
チッソ水俣病関西訴訟・最高裁判決から一年を経て
科学者から見た水俣病研究
〔自然科学者と文科系との間の深い溝〕
水俣病五十年の負の遺産と水俣学
水俣学が提唱するもの
胎児性水俣病患者と障害者
自分史に映る水俣病
水俣病の生きづらさとどう向き合うか
〈小特集〉21世紀と後藤新平
21世紀と後藤新平――自治構想と人材登用
シベリア出兵と後藤外交
[小特集]憲法とは何か
〈座談会〉憲法とは何か
佐伯啓思+篠田正浩+橋本五郎 (司会)粕谷一希
〈資料〉憲法改正論議と「国家学」
《寄稿》
昭和の河上肇
「文学場」の理論と日本の近代文学
〔A・ヴィアラ著『作家の誕生』の余白に〕
〔特別寄稿〕
文化の多様性と通底の価値
〔聖俗の拮抗をめぐる東西対話〕
思想の「核」としての宇宙
新井豊美
石牟礼道子さん、渡辺京二さんの師恩
黒田杏子
調査団の一員として
長谷川宏
私にとって、水俣病とは何だったのか
土本典昭
拙書『水俣の人びと』の改訂を恥じる
桑原史成
生きる技術に感動
芥川仁
私の水俣病報道
村上雅通
「私のとっての水俣病」を思うために
西村幹雄
国の病としての水俣病
宮澤信雄
水俣病患者の現状と将来への提言 〔「五つの提言」の背景〕
有馬澄雄
Y氏水俣病裁決阻止事件にみる認定行政の構造
山口紀洋
故溝口チエさんの認定申請棄却取り消し訴訟・認定義務づけ訴訟
東俊裕
チッソ水俣病関西訴訟・最高裁判決から一年を経て
村田三郎
科学者から見た水俣病研究
〔自然科学者と文科系との間の深い溝〕
西村肇
水俣病五十年の負の遺産と水俣学
原田正純
水俣学が提唱するもの
花田昌宣
胎児性水俣病患者と障害者
田尻雅美
自分史に映る水俣病
永野いつ香
水俣病の生きづらさとどう向き合うか
荒木千史
〈小特集〉21世紀と後藤新平
21世紀と後藤新平――自治構想と人材登用
増田寛也+三砂ちづる+下河辺淳+苅部直+森まゆみ
(司会)御厨貴
(司会)御厨貴
シベリア出兵と後藤外交
ワシーリー・モロジャコフ
[小特集]憲法とは何か
国家を論じない憲法論議
御厨貴
〈座談会〉憲法とは何か
佐伯啓思+篠田正浩+橋本五郎 (司会)粕谷一希
〈資料〉憲法改正論議と「国家学」
《寄稿》
昭和の河上肇
杉原四郎
「文学場」の理論と日本の近代文学
〔A・ヴィアラ著『作家の誕生』の余白に〕
辻部大介
〔特別寄稿〕
文化の多様性と通底の価値
〔聖俗の拮抗をめぐる東西対話〕
《新連載》 ●金時鐘の詩 帰郷 金時鐘
●往復書簡 多田富雄-石牟礼道子 〈第一信〉受苦ということ 多田富雄・石牟礼道子
●科学から空想へ――フーリエとその精神的系譜 1 「空想い」した人 石井洋二郎
●日本語で思考するということ――日本語によってつくられた思想家たち 1 格助詞について 浅利誠
●伝承学素描 1 伝承と宗教史のはざまに 能澤壽彦
巻頭短歌 鶴見和子 巻末俳句 石牟礼道子 |
服部英二
坂本多加雄