細川三代――幽斎・三斎・忠利

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  • 春名 徹
  • 四六上製 536ページ
    ISBN-13: 9784894347649
    刊行日: 2010/10
  • 栄華四百年の原点 【細川幽斎歿四百年記念】

    徳川政権において、外様には異例の五十四万石の地位に昇り詰め、現在まで栄華を伝える細川家とは?
    文武両面に精通し、絶妙な政治力・文化力を駆使して織豊期を生き抜いた、その草創のドラマを描く。

    目次

    序 章    わが子への手紙

    第一部 幽斎藤孝

    その一 足利将軍家に仕える

    第一章    将軍の血筋
    第二章    朽木谷へ
    第三章    将軍暗殺
    第四章    流転の日々
    第五章    織田信長の登場
    第六章    元亀元年 ――信長の危機の年
    第七章    比叡山焼き討ち ――将軍対信長

    その二 信長の陣営に参じて

    第八章    信長に仕える
    第九章    髑髏と名香と
    第十章    戦いの日々 ――手紙が語るもの
    第十一章    忠興登場す
    第十二章    丹後宮津の城主
    第十三章    馬揃え ――権力の祭り
    第十四章    光秀の反乱と藤孝の引退

    第二部 秀吉と細川父子

    第十五章    奮戦する忠興 ――小牧長久手戦の前後
    第十六章    秀吉の九州平定
    第十七章    北野大茶湯
    第十八章    利休切腹
    第十九章    朝鮮侵略
    第二十章    肥前名護屋城 ――難航する和平交渉
    第二十一章    難波の夢 ――秀吉の死

    第三部 三斎忠興と徳川家

    第二十二章    その前夜 ――ガラシャの死
    第二十三章    父と子の関ヶ原合戦
    第二十四章    豊前の太守忠興
    第二十五章    世代交代――徳川家と細川家
    第二十六章    嵐の前の静けさ
    第二十七章    細川家の大坂の陣
    第二十八章    隠居した忠興

    第四部 肥後藩主忠利

    第二十九章    忠利、 肥後領主となる
    第三十章     御世はじめ ――家光の親政
    第三十一章    島原の砲声 ――光尚の初陣
    第三十二章    将軍家光の秩序
    第三十三章    忠利という存在 ――寛永時代を生きる
    第三十四章    宮本武蔵の仕官
    第三十五章    忠利の急死

    第五部 光尚と三斎

    第三十六章    肥後五十四万石を継ぐ ――光尚の時代
    第三十七章    三斎忠興の死 ――ある時代の終焉

    終 章    赤穂浪士と桜田門外の変 ――その後の細川家


    あとがき

    主要参考文献
    細川三代年表 (1534-1648)
    主要地名索引
    主要人名索引

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