- ジュール・ミシュレ
- (監修) 大野一道 / 立川孝一 (責任編集) 大野一道 / 金光仁三郎
- 四六変上製 560ページ
ISBN-13: 9784894347762
刊行日: 2010/12
19世紀を代表する歴史家ミシュレの畢生の大作『フランス史』の全貌!
「美しく完成された時代――
が、何一つ創出しなかった」(ミシュレ)
アンリ4世の治世~その孫ルイ14世の死まで。支配階級内部の権力闘争や愛憎劇(リシュリュー、マザラン、ルイ14世…)、一方でプロテスタントへの宗教弾圧、重税・貧困に苦しむ民衆の惨状を縦横に描き尽す。
目次
『フランス史 4』 序文 大野一道
1 妖 nbsp;術
2 ガブリエル・デストレ
3 ラ・ロシェル攻囲戦
4 三十年戦争
5 リシュリューの地位
6 グスタフ・アドルフ
7 リシュリューの孤独と死
8 栄光と勝利 ――ウェストファリア条約
9 マザラン
10 ルイ14世時代の特質
11 王と王弟妃殿下
12 モリエール
13 王弟妃殿下の死
14 習俗 ――ラ・ブランヴィリエとラ・ヴォワザン
15 マントノン夫人、 コルベールの死
16 王の結婚、 ナントの王令廃止
17 竜騎兵
18 施療院、 監獄、 ガレー船
19 無視されたボワギュベールの提言
20 セヴェンヌの反乱
21 ルイ14世の死 ――1715年
編者解説 「ルイ14世の世紀 ―― 「諧調の時代」 から 「亀裂の時代」 へ」 金光仁三郎
〈付録1〉 原著 『フランス史』 総目次 (第11~14巻)
〈付録2〉 フランス史年表 (1598~1715)
〈付録3〉 関連王朝系図
〈付録4〉 関連地図
人名索引