ISBN-13: 9784894347779
刊行日: 2010/12
「歴史人口学」と「歴史人類学」から迫った、家族研究の精髄!
新版刊行に寄せて 福井憲彦
●解 説 歴史のなかの 「家」 二宮宏之
家族と世帯への歴史的アプローチ
ピーター・ラスレット (林田伸一 訳)
18世紀オート = プロヴァンスにおける核家族と拡大家族
アラン・コロン (福井憲彦 訳)
人口動態分析と社会階層
〔アンシァン・レジーム期農村人口の自動調整システム解明の鍵〕
ベルナール・ドルゥエ (林田伸一 訳)
慣習法の体系
〔16世紀フランスにおける家族構造と相続慣行〕
エマニュエル・ル = ロワ = ラデュリ (木下賢一 訳)
マコネー地方における12世紀の家系・貴族身分・騎士身分 ――再論
ジョルジュ・デュビー (下野義朗 訳)
フランスにおける結婚儀礼
〔教会の慣習と民衆の慣習 (16―18世紀) 〕
アンドレ・ビュルギエール (長谷川輝夫 訳)
結婚の民衆儀礼における婚礼行列の象徴機能
ニコル・ベルモン (長谷川輝夫 訳)
●コメント 江戸時代の歴史民勢学から 速水 融
文献目録
地 図
扉 図版出典一覧