- ジュール・ミシュレ
- (監修) 大野一道 / 立川孝一
(責任編集) 大野一道 / 小井戸光彦 / 立川孝一 - 四六変上製 536ページ
ISBN-13: 9784894347922
刊行日: 2011/3
19世紀を代表する歴史家ミシュレの畢生の大作『フランス史』の全貌!
崩れゆく絶対王政……フランス革命へ!
ルイ14世の死~フランス革命直前まで。オルレアン公による摂政時代(1715-23)、様々な経済改革の失敗、ペストの猛威、王妃の首飾り事件――フランス革命への道が見え始め、海の向こうアメリカを臨みつつ、自由と理性を求める時代精神が高まる。
目次
『フランス史 5』 序文 大野一道
1 18世紀へのプレリュード
2 アルベローニとカール12世 1718年
3 コーヒー、 アメリカ植民地 1719年
4 改革の試み、 ベリー公妃重態 1719年4月
5 スペインとの戦争 1719年5月-7月
6 ローの危機 1719年8月-10月
7 ペスト 1720-21年
8 ヴィザ (証券検証委員会) 1721年
9 デュボワと摂政の死 1722-23年
10 ブルボン公の失脚 1725-26年
11 オーストリア継承戦争 1740-41年
12 ダミアン 1757年1月-3月
13 18世紀の信条 1720-57年
14 君主制の終末へ
15 ルソー 『新エロイーズ』 1754-61年
16 ショワズールの専横 1763-66年
17 テュルゴーの改革 1774-76年
18 精神の変容 1760-83年
19 首飾り事件 1783-86年
20 革命前夜 1788-89年
編者解説 「ミシュレと18世紀 ―― 摂政時代を中心に」 小井戸光彦
〈付録1〉 原著 『フランス史』 総目次 (第15~17巻)
〈付録2〉 フランス史年表 (1715~89年)
〈付録3〉 関連王朝系図
(フランス・ブルボン家 / オーストリア・ハプスブルク家ほか)
〈付録4〉 関連地図
人名索引