- 金大偉=監督
佐々木愛=主演
石牟礼道子=原作
- 91分 4頁パンフレット付
ISBN-13: 9784865783513
刊行日: 2022/6
天草・島原の事件を描いた石牟礼道子の戯曲『沖宮(おきのみや)』を、語り劇として初舞台化。
人間社会の深層を描く石牟礼文学を、語りと音楽と映像の神秘的な融合で表現。
目次
第1部 『道行』から『花を奉る』へ
第2部 戯曲『沖宮』より(初公演)
関連情報
祈るべき天とおもえど天の病む
毒死列島身悶えしつつ野辺の花
――石牟礼道子
「一国の文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないかと思っています。」
――石牟礼道子
出演/佐々木愛 米山実 皆川和彦 藤原章寛 井田雄大(劇団文化座)
音楽/尺八・能管=原郷界山 ピアノ・久乗編鐘=金大偉
原作/石牟礼道子
プロデューサー/藤原良雄
構成/能澤壽彦
映像構成/山本桃子
照明/松村剛
音響/桜井冬夫
撮影/原邦夫、佐伯勝
編集/原邦夫
衣裳・美術/岸井克己
舞台監督/鳴海宏明
司会/中條秀子
編集協力/吉野直子
監督・演出・音楽・映像/金大偉
制作協力/劇団文化座、TAII Project
企画・製作/藤原書店 ℗2016 ©2022
著者紹介
●石牟礼道子のプロフィール、関連書籍は
こちらをご覧下さい。
●金大偉(Kin Taii)
中国遼寧省生。来日後、音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。音楽CD『水国』『新・中国紀行』『龍』『東巴』『富士祝祭』等多数。映像監督作品には、鶴見和子『回生』、石牟礼道子『しゅうりりえんえん』『海霊の宮』『花の億土へ』。失われゆく満洲族の文化を描いた『ロスト マンチュリア サマン』はパリEthnografilm映画祭に正式招待、現在続篇準備中。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです