- A・ド・ノアイユ
- 白土康代訳
- 四六上製 320ページ
ISBN-13: 9784894341661
刊行日: 2000/2
世紀末パリ、サロン界の「詩の女神」!
長い間恋人であったモーリス・バレスから、プルースト、コクトー、ジイド、ヴァレリーらの文人、クレマンソー、ブリアン、ブルムらの政治家に至る広範な交友関係、その美貌、そして何よりも、その作品によって有名であったノアイユ伯爵夫人。コレットをおさえて「文壇の女王」に選ばれ、女性ではじめてレジオン・ドヌール三等勲章を受章し国葬された、偉大なる女性作家の自己形成の物語。