- 金原礼子
- A5上製 624ページ
ISBN-13: 9784894342705
刊行日: 2002/02
音楽と文学を架橋する世界に類を見ない学際的手法
歌曲・ピアノ曲・室内楽に優れ、抒情的な作風で人気の高いフランス作曲家ガブリエル・フォーレ研究の第一人者が、積年の研鑽を総合。世界に類を見ない、学際的手法、歌曲と詩の領域横断的考察で文学と音楽研究を架橋。
目次
序 フォーレの歌曲とフランス近代の詩人たち
第1章 ロマン派の詩人たち
ユゴー、 ゴーチエ
第2章 ルコント・ド・リルとボードレール
第3章 高踏派の詩人たち
モニエ、 シュリ・プリュドム、 グランムージャン
第4章 シルヴェストル
第5章 象徴派とその周辺の詩人たち (I)
ヴイリエ・ド・リラダン、 リシュパン、 アロクール
第6章 ヴェルレーヌ
第7章 象徴派とその周辺の詩人たち (II)
サマン、 マンデス、 ドミニック、 ド・レニエ
第8章 ヴァン・レルベルグ (I)
『エヴァの歌』
第9章 ヴァン・レルベルグ (II)
『閉ざされた庭』
第10章 ド・ブリモン男爵夫人
『幻影』
第11章 ド・ラ・ヴィル・ド・ミルモン
『幻想の水平線』
結 論
補 章 知るられざる詩人たち
ポメ、ビュッシーヌ、 ド・シューダンス、 ヴィルデール、
ボルデーズ、 ドゥブラディス
参考文献
フォーレ略年譜
フォーレ作品一覧
フォーレの歌曲とその他の作品との対照表
SUMMARY