- 林竹二+竹内敏晴 著
- 竹内敏晴 編
- 四六上製 288頁
ISBN-13: 9784894343481
刊行日: 2003/7
哲学者と演出家の対話
子供の“宝”が画一的学校教育に殺されるのを放置できず、全国の小学校で自由な想像力を引きだす授業を実践し続けた哲学者、林竹二。子供達が深い集中を示した授業の本質に、共に授業に臨んだ演出家、竹内敏晴が迫る。
目次
「魂の世話」 と 「からだそだて」
―― はじめに
竹内敏晴
[第一部]
〈対話〉 子どもの可能性を劈く
林竹二 竹内敏晴
1 生きた授業とは
2 子どもが見えるとは
3 子どもの可能性を劈く
[第二部]
〈対話〉 学ぶこと変わること
林竹二 竹内敏晴
1 学ぶことへの激しい飢渇にふれて
―― 湊川・尼工体験から
2 人間になること
―― 授業と学問とのかかわり
3 「口だけ動かしている」 のでない教師たち
―― 教師と生徒たちと
湊川で学んだことの一つ
竹内敏晴
[第三部]
〈対話〉 ごまかしのきかぬもの
―― からだと魂
林竹二 竹内敏晴
林竹二先生を悼む
竹内敏晴
[第四部]
人間であること、人間になること
竹内敏晴
1 授業のなかの子どもたちのからだ
2 林竹二先生と授業 「田中正造」
3 〈講演〉 人間であること、 人間になること
十年の対話、 そして今
―― あとがき
竹内敏晴
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