- 鶴見和子+西川千麗+花柳寿々紫 著
- 推薦=河合隼雄・渡辺保
- B5変上製 224頁 写真多数
ISBN-13: 9784894343542
刊行日: 2003/9
人間にとって「おどり」とは何か
日本舞踊の名取として自らも舞台に立った鶴見和子が、西川千麗・花柳寿々紫という国際的舞踊家をゲストに語る初の「おどり」論。伝統、「型」、「間」など舞踊の本質に迫る深い洞察、武原はん・井上八千代ら巨匠への敬愛に満ちた批評――踊り手かつ観客として「おどり」への愛情とその魅力を存分に語り尽す。(河合隼雄)
目次
第1部 〈鼎談〉 おどりとは何か
――鶴見和子 西川千麗 花柳寿々紫
第一場 私のおどり
第二場 海外公演の経験 ――花柳寿々紫
第三場 海外公演の経験 ――西川千麗
第四場 日本のおどり、 西洋のおどり
第五場 武原はんと井上八千代
第六場 おどりと自然環境
第七場 人間にとって、 おどりとは何か
第2部 〈対談〉 おどりは人生
――鶴見和子 西川千麗
第八場 おどりに言葉はいらない
第九場 古典と創作
第一〇場 「日本舞踊」 とは
あとがき 鶴見和子
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