- イバン・イリイチ 著
- デイヴィッド・ケイリー 編
高島和哉 訳
- 四六上製 464頁
ISBN-13: 9784894344716
刊行日: 2005/9
イリイチ自身が初めて平明に語り下したその思想の集大成。
1960-70年代における現代産業社会への鋭い警鐘から、80年代以降、一転して「歴史」の仕事に沈潜したイリイチ。無力さに踏みとどまりながら、「今を生きる」ことへ――自らの仕事と思想の全てを初めて語り下ろした集大成の書。
目次
まえがき D・ケイリー
序 論 D・ケイリー
1 教育という神話
2 「開発」 批判と教会批判
3 「道具」 の哲学を求めて
4 医療と身体の歴史
5 稀少性と労働
6 ジェンダーとセックス
7 キリスト教の堕落
8 文字の文化からコンピューターの文化へ
9 「物質」 の歴史性
10 偽神と化した 「生命」
原 注
訳者あとがき
人名索引
イバン・イリイチ主要著作一覧