〈座談会〉憲法とは何か
佐伯啓思+篠田正浩+橋本五郎 (司会)粕谷一希
〈資料〉憲法改正論議と「国家学」
《寄稿》
昭和の河上肇
杉原四郎
「文学場」の理論と日本の近代文学
〔A・ヴィアラ著『作家の誕生』の余白に〕
辻部大介
〔特別寄稿〕
文化の多様性と通底の価値
〔聖俗の拮抗をめぐる東西対話〕
《新連載》
●金時鐘の詩 帰郷
金時鐘
●往復書簡 多田富雄-石牟礼道子 〈第一信〉受苦ということ
多田富雄・石牟礼道子
●科学から空想へ――フーリエとその精神的系譜 1 「空想い」した人
石井洋二郎
●日本語で思考するということ――日本語によってつくられた思想家たち 1 格助詞について
浅利誠
●伝承学素描 1 伝承と宗教史のはざまに
能澤壽彦
巻頭短歌 鶴見和子 巻末俳句 石牟礼道子
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