- イマニュエル・ウォーラーステイン 著
- 山下範久 訳
- 四六上製 264頁
ISBN-13: 9784894345386
刊行日: 2006/10
最高の解説者が贈る決定版入門書
自然科学/人文科学、保守/リベラル/急進主義など、我々が前提とする認識枠組みをその成立から問い直し、新たな知を開拓してきた「世界システム論」。その誕生から、分析ツール、そして可能性を、初めて総体として描く、明快な〈用語解説〉と、関連基本文献を網羅した〈ブックガイド〉を収録した待望の書。
目次
謝 辞
はじめに
―― まさにそのなかで生きている世界を理解するということ
1 世界システム分析の史的起源
―― 社会科学の諸ディシプリンから史的社会科学へ
2 資本主義的世界=経済としての近代世界システム
―― 生産、 剰余価値、 両極化
3 国家システムの勃興
―― 主権的国民国家、 植民地、 国家間システム
4 ジオカルチュアの創造
―― イデオロギー、 社会運動、 社会科学
5 危機にある近代世界システム
―― 分岐、 カオス、 そして選択
訳者あとがき
用語解説
ブックガイド
索 引
著者紹介
●イマニュエル・ウォーラーステイン(Immanuel Wallerstein)
こちらをご覧下さい。