- 鶴見俊輔 著
- 四六上製 424頁 口絵4頁
ISBN-13: 9784894346000
刊行日: 2007/11
開国の世界史的必然性を看破した先覚者
鎖国に安住する1830年代日本において『夢物語』を著し,開国の世界史的必然性を看破した先覚者。文書,聞き書き,現地調査を駆使してこの伝説的存在に迫り,実証と伝承の境界線上に,新しい高野長英像を描いた第一級の評伝。
目次
新版への序 鶴見俊輔
1 水沢の人
2 留守家臣団
………1804-20
3 蘭学社中
…………1820-25
4 西方の人
…………1825-31
5 無人島
……………1831-39
6 脱 獄
……………1839-44
7 同好の士
…………1844-49
8 無籍者の死
………1849-50
9 よみがえる長英
高野長英主要著作
高野長英年譜
初版あとがき
人名索引