- ジョルジュ・サンド
- 持田明子・大野一道監訳
- 四六変上製 640ページ
ISBN-13: 9784894346314
刊行日: 2008/6
アラン、フローベルらが絶賛した作品!!ショパンとの生活から実った音楽小説
下巻では実在の作曲家ハイドン少年がいよいよ登場、コンシュエロはウィーン、ベルリン、そして再びボヘミアの森へと旅をつづける。マリア・テレジアの宮殿での歌姫としての華やかな日々、そしてアルベルトとの永遠の愛・・・・・・サンドの最高傑作、ここに完結。
目次
第Ⅲ部 ウィーンへの旅
63 アンゾレートの追跡
64 若きハイドン
65 ハイドンの身の上話
66 男装のコンシュエロ
67 農家の一夜
68 コンシュエロへの憧れ
69 バイエルンへ
70 囚われの男
71 脱走成功
72 パッサウにて
73 ドナウ下り
74 カールの妻
75 村の音楽
76 聖堂参事会員
77 夕餉と音楽
78 コリッラ現る
79 コリッラの出産
80 赤ちゃん
81 ウィーン到着
第Ⅳ部 ウィーン
82 ポルポラとの再会
83 ウィーン音楽界
84 ホディッツ伯爵との再会
85 手 紙
86 ポルポラの家で
87 社交界
88 マリア・テレジアの前で
89 メタスタージオ師
90 ポルポラの弟子
91 謁 見
92 失意のコンシュエロ
93 トレンク男爵との約束
94 オペラ批判
95 アルベルト現れる?
96 コリッラの楽屋
97 恐るべき誘惑者
98 コンシュエロの確信
99 ポルポラの嘘
100 ロスヴァルトへの旅
101 ロスヴァルト城での宴
102 恐るべき計画
103 再び 〈巨人族〉 の城へ
104 死の床の結婚
105 死者のための祈り
結 び
監訳者あとがき 持田明子