- 鶴見俊輔 金子兜太 佐佐木幸綱 著
- 黒田杏子 編
- 四六上製 232頁
ISBN-13: 9784894346437
刊行日: 2008/7
哲学者・鶴見俊輔による初の鶴見和子論
社会学者として未来を見据え、また“道楽者”としてきものやおどりを楽しみ“生活者”としてすぐれたもてなしの術を愉しみ・・・・・・そして斃れてからは「短歌」を支えに新たな地平を歩みえた鶴見和子は、そのような独特の人生のかたちを、自らどのように切り拓いていったのか。
目次
長女の社会学 (鶴見俊輔)
Ⅰ <座談会> 鶴見和子を語る
1 金子兜太 (俳 人) + 鶴見俊輔 (哲学者)
2 鶴見俊輔+金子兜太+佐佐木幸綱 (歌 人)
Ⅱ 歌人・鶴見和子の世界
鶴見和子さんの歌 ――歌集 『山 姥』 編集余話
佐佐木幸綱
『虹』 序
佐佐木幸綱
鶴見和子 短歌の世界――『虹』 『回 生』 『花 道』 より ――
抄出・黒田杏子
鶴見和子の 「詩 学」 鶴見俊輔
あとがき 黒田杏子