ジル・ドスタレール
鍋島直樹・小峯敦 監訳
A5上製 704ページ
ISBN-13: 9784894346451
刊行日: 2008/09
ケインズは何と闘ったのか? 欧米の問題作、遂に完訳!
生きた全体像に迫った初の包括的評伝
「世界金融危機」以後、再評価が進むケインズの“全体像に迫った記念碑的著作”
『週刊東洋経済』橋本努氏 評
目次
日本語版への序文
序 論
1 倫 理 ケインズのビジョンの源泉
補 章1 ブルームズベリーとアポスルズ
2 知 識 不確実性、 確率、 モラル・サイエンス
3 政 治 自由主義と社会主義を越えて
補 nbsp;章2 ケインズの時代のイギリス政治史
4 戦争と平和 ボーア戦争からヴェルサイユまで
5 貨 幣 経済的原動力にして社会的病理
6 労 働 失業との闘い
7 金人類に奉仕する国際通貨体制
8 芸 術 芸術の理論家・消費者・後援者
結 論 ケインズからケインズ主義へ
付 録 1 ケインズとその次代 ――年 表
付 録 2 友人および同時代人が見たケインズ
監訳者あとがき
参考文献
1 ジョン・メナード・ケインズによる著作
2 他の参考文献
索 引