- 塩川正十郎
- 四六変上製 272ページ
ISBN-13: 9784894346918
刊行日: 2009/6
戦後政治の生き証人“塩爺”が語る!!
小泉内閣の財務大臣を最後に、惜しまれながら政界を離れた“塩爺”が、一人の「凡人」として歩んできた半生を振り返り、政治の今を鋭く斬る。『読売』好評連載に増補、待望の単行本化!
目次
はじめに
序 岸信介先生の思い出 ――安保条約改定の裏にあった経済復興への約束
Ⅰ 証 言
通商産業省政務次官時代 ――1度は涙をのむも、 第2次田中内閣で対米交渉や公害問題に取り組んだ
「三木おろし」 と園田先生、 そして4人組
官房副長官時代 ――命がけで労働交渉とハイジャック事件に向き合う
福田先生と大平さん、 園田さんの関係
運輸大臣時代 ――国鉄再建と第三セクター化、 関空着工など腰を据えて難問に向かった
文部大臣時代 ――教育現場を知ろうと膝詰め談義。 「校長先生への手紙」 を記した
党税制会長時代 ――バブルの狂乱を抑えるのは、 税か総量規制か
Ⅱ 断 章
小泉構造改革とは何だったのか
Ⅲ 提 言
1 関西空港のこれから
2 政治改革を訴える
3 社会保障の充実について
4 不況対策と金融
5 政策提案 ――愚見
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あとがき