ロベール・ボワイエ
山田鋭夫・植村博恭
四六上製 208ページ
ISBN-13: 9784894349001
刊行日: 2013/02
ヨーロッパを代表するレギュラシオンの旗手が、独自なユーロ危機分析!
「ユーロ崩壊は唯一のシナリオではない、 多様な構図に開かれた未来がある」(ボワイエ)
目次
序 論
第I章 ユーロ圏危機の無視された知的起源
第II章 制度的・歴史的分析こそが今日のユーロ圏危機を予想しえた
第III章 民主主義社会におけるユーロの政治的正統性に対する優雅な無視
第IV章 ユーロ圏危機の発生と展開における金融グローバリゼーションの役割
第V章 欧州理事会は何度も開かれたのに、
なぜユーロの信認を回復できなかったのか
第VI章 ユーロの終焉か、ヨーロッパ合衆国か
――きわめて多様な構図に開かれた未来――
結 論
〈解説談話〉ユーロ危機の現状と日本へのメッセージ
訳者あとがき
参考文献