序 文
1 人々はなぜ結婚しないのか
2 女 工
3 教養ある女
4 女は男なしには生きられない
第 I 部 教育について
1 太陽、 空気、 光
2 最初のまなざしの交換と信頼のはじまりについて
3 遊び、 子供が母親を教える
4 子供はいかに弱く神聖なものか
5 5歳の愛 ―― 人形
6 女は一つの宗教である
7 10歳の愛 ―― 花々
8 ままごと道具、 小さな庭
9 14歳の母性 ―― 変身
10 信仰の基礎としての歴史
11 パラス ―― 理性のはたらき
12 アンドレーア・デル・サルトの 『ラ・シャリテ』
13 ヒロイズムの啓示
第 II 部 結婚における女性
1 どのような女性が最も愛情深いだろうか? 異種族の女性である
2 どのような女性が最も愛情深いだろうか? 同種族の女性である
3 最も愛情深いのはどのような男性か?
4 試 練
5 娘はどんなふうにして心を与えるのか
6 娘は父母の家を去る
7 新妻 ―― 一人寂しく思うこと
8 彼女は協力し依存しよと欲する
9 芸術と読書について ―― 共通の信仰について
10 アフリカの偉大な伝説、善意の神としての女 (「愛の歴史」 断章)
11 いかにして女は男を乗り越えるか
12 愛による謙譲、 告白
13 愛の交感 ―― 自然のための祭式
14 続き ―― 自然のための祭式
第 III 部 社会における女性
1 平和と文化の天使、 女性
2 最後の愛 ―― 女性の友情
3 女性を保護した女性 ―― カロリナ
4 女囚たちのなぐさめ
5 女の持つ医療的力
6 薬 草
7 子供たち ―― 光 ―― 未来
ミシュレの覚え書き
訳者解説 ミシュレの生涯と思想
少年時代 / ポワンソの死 / 学問の世界へ / 結婚、 そして妻の死
「わが唯一の事件」 フランス史 / 危機の時期 /
アテナイス、 そして 「自然」 / 女、 そして 『女』
附 録 ミシュレの主要著作一覧