- ルイ・アルチュセール 著
- 市田良彦・福井和美・宇城輝人・前川真行・水嶋一憲・安川慶治 訳
- A5上製 624頁
ISBN-13: 9784894341418
刊行日: 1999/7
全著作を対象にした概念索引を収録
アルチュセールが哲学者としての生涯を通じ、際だって強い関心を抱き続けた四つのテーマにおける、白眉と呼ぶべき論考を集成する。また、この著作集以外のアルチュセールの主要著作(遺稿を含む)も対象に含めた、日本語版オリジナルの斬新な事項索引を附す。
目次
第二巻編者解題
フランソワ・マトゥロン
凡 例I 二人の哲学者 ―― マキァヴェッリ-フォイエルバッハ
マキァヴェッリと私たち (1972-1986年)
1 理論と政治実践
2 マキァヴェッリにおける理論と理論装置
3 「新しい君主」 の理論
4 新しい君主の政治実践
フォイエルバッハについて (1967年)
1 絶対的地平の理論、 あるいは主体の本質としての対象の理論
2 類 (種の理論)
II 哲学のほうへ
哲学のほうへ (科学者のための哲学講義第5講) (1967年)
1 科学と哲学のあいだに種別的関係が存在することについて
2 哲学と科学の哲学的関係、 あるいは哲学が科学について抱く表象について
哲学についてのノート (1967-1968年)
III 「哲学における政治的扇動者」
批判に答える (1963年)
哲学の状況とマルクス主義の理論研究 (1966年6月26日)
A フランス哲学
B マルクス主義理論
C
レヴィ=ストロースについて (1966年8月20日)
ヒューマニズム論争 (1937年)
1 マルクスの理論革命
2
IV 芸術論
パオロ・グラッシへの手紙 (1968年3月6日)
ブレヒトとマルクスについて (1968年)
芸術の認識をめぐる手紙 (アンドレ・ダスプレへの返信) (1966年)
シュルレアリスムを前にして ―― アルヴァレス=リオス (1962年)
抽象の画家クレモニーニ (1964-1966年)
ルチオ・ファンティについて (1977年3月)
ラ ム (1977年)
原 注
編者注
訳者注
訳者あとがき
概念・人名索引