- エティエンヌ・バリバール 著
- 福井和美 編=訳
- 四六上製 464頁
ISBN-13: 9784938661991
刊行日: 1994/10
アルチュセールへの道標
『マルクスのために』『資本論を読む』を遺し、哲学と社会科学の境界において現代思想の最も鮮烈な光源となったアルチュセールをよく識る著者にして初めて成った、本格的アルチュセール論。アルチュセール自身による用語解説(53語52頁)、年譜、文献目録を付す。
目次
日本の読者へ 新たなインターナショナリズムのために
序
1 「認識論的切断」 という概念
― ガストン・バシュラールからルイ・アルチュセールへ ――
I バシュラールと 「断絶」 のパラドクス
II アルチュセールと終わりなき 「切断」
2 黙ったままでいるんだ、 アルチュセール!
3 いまを共有しない人
4 永 訣
5 あるノルマリアンの肖像
アルチュセール年譜
訳者あとがき 起ち上がって捲きおさめだ、 寂寞の君の地形図を
アルチュセールへの道標福井和美 編訳
『マルクスのために』 『 「資本論」 を読む』 を読むための用語解説
ルイ・アルチュセール+ベン・ブリュースター
アルチュセール書誌
人名 / 書名・論文名索引