- フィリップ・ラクー=ラバルト 著
- 西山達也 訳=解説
- 四六上製 272頁
ISBN-13: 9784894343504
刊行日: 2003/9
ラクー=ラバルト哲学の到達点
ナチ加担を基礎づけた、ハイデガーの歴史・芸術観とはいかなるものか。『政治という虚構』でハイデガーとナチ問題の核心部に迫った著者が、その読解をさらに進め、ハイデガーの究極の政治性を、ヘルダーリン読解のうちに捉えた、ハイデガー論の決定版。
目次
はしがき
プロローグ ハイデガーの存在―神話論
詩、哲学、政治
ねばならない
詩作の勇気
エピローグ 国民社会主義の精神とその運命