- 石牟礼道子 著
- [解説]町田康
- B6変上製 208頁
ISBN-13: 9784894346741
刊行日: 2009/4
生命の原郷から奔出することばで
「猫」「花」「渚」「色」「音」「父」「母」の主題を奏でる石牟礼文学のポリフォニー。
「本書を読むと、人間こそ猫として生きなければならないのではないか、という不思議な気持ちになってくる。」
(町田康)
目次
Ⅰ 一期一会の猫
都会の猫とひかり凪
三毛猫あわれ ――出郷と断念
Ⅱ 猫のいる風景
あばら家と野良猫たちの笑み、捨て猫の睡り
父と猫嶽
猫家族とヒト家族
愛猫の死と息子の泪
祖母の食膳に添う飼猫ミイ
世界の声に聴き入る猫
野草を食む猫と私
Ⅲ 追慕 黒猫ノンノ
愛猫ノンノとの縁
ノンノ婆さん
『水はみどろの宮』 断章
今は亡きノンノと遊ぶ
後記
解説 町田康
あとがき 石牟礼道子
都会の猫とひかり凪
三毛猫あわれ ――出郷と断念
Ⅱ 猫のいる風景
あばら家と野良猫たちの笑み、捨て猫の睡り
父と猫嶽
猫家族とヒト家族
愛猫の死と息子の泪
祖母の食膳に添う飼猫ミイ
世界の声に聴き入る猫
野草を食む猫と私
Ⅲ 追慕 黒猫ノンノ
愛猫ノンノとの縁
ノンノ婆さん
『水はみどろの宮』 断章
今は亡きノンノと遊ぶ
後記
解説 町田康
あとがき 石牟礼道子