- フェルナン・ブローデル 著
- 浜名優美 監訳
- A5上製 784頁
ISBN-13: 9784894345935
刊行日: 2007/9
今明かされる20世紀最高の歴史家の全貌!
第三巻は、例のごとくフェルナン・ブローデルのきわめて多様な活動にふさわしく、より多様性に富んだものとなっている。そこには、彼のブラジルでの体験、フランスや外国の大学世界や学問世界と彼が結んだ関係、1970年までその編集の中心だった『アナール』誌、リセからコレージュ・ド・フランスに至るまで彼が教員として果たした職務、これらのことがらの足跡が相次いで見出されよう。
目次
序 論
私の歴史家修業
第 I 部 大西洋の両岸にて
第1章 ブラジル時代
I
II
III
II
III
現代世界の地図を描く
バイア
平和の破綻、 1918―1939年
バイア
平和の破綻、 1918―1939年
第2章 南アメリカ ――歴史の大陸横断
I
II
III
IV
V
II
III
IV
V
ジルベルト・フレイレの著作について
ブラジルにて ――カイオ・プラードの二著について
ポトシからブエノス・アイレスへ ――非合法の銀の道
ラテンアメリカは1つなのか
バイアのブラジルにて ――ミナス・ヴェーリャスの証言
ブラジルにて ――カイオ・プラードの二著について
ポトシからブエノス・アイレスへ ――非合法の銀の道
ラテンアメリカは1つなのか
バイアのブラジルにて ――ミナス・ヴェーリャスの証言
第II部 歴史の教育
第1章 歴史の教育
第2章 フランスにおける社会科学、 現状の総括とプログラム
第3章 コレージュ・ド・フランス
I
II
II
コレージュ・ド・フランスにおける講義のレジュメ 1950-1972年
コレージュ・ド・フランスに2つの講座を創設するための提言
コレージュ・ド・フランスに2つの講座を創設するための提言
第III部 『アナール』 の時代
I
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
1947年の 『アナール』
問題と資料
『アナール』 は続く
マルク・ブロックの名誉のために
調査への回帰
物質生活と生物学的行動
物質生活の歴史
『アナール』 のパラダイムへの序文
結論に代えて
問題と資料
『アナール』 は続く
マルク・ブロックの名誉のために
調査への回帰
物質生活と生物学的行動
物質生活の歴史
『アナール』 のパラダイムへの序文
結論に代えて
第IV部 歴史の職人たち
I
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
X
XI
XII
XIII
XIV
XV
XVI
XVII
XVIII
XIX
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
X
XI
XII
XIII
XIV
XV
XVI
XVII
XVIII
XIX
リュシアン・フェーヴルの存在
リュシアン・フェーヴルと歴史学
ガストン・ベルジェ (1896―1960)
ジョルジュ・イヴェール (1870―1961)
ガブリエル・エスケ (1876―1961)
アンリ・ベール礼賛、 生誕100周年に
アンドレ・エマール
アンドレ・ピガニオルへの賛辞
モーリス・ロンバール
フェルディナン・ロット礼賛 ――生誕100周年を記念して
マルク・ブロック
エルネスト・ラブルース
エーリッヒ・ハッシンガー
フランコ・ボルランディ
フェデリゴ・メリス
マルセル・バタイヨンの模範的人生
ダニエル・ソーナー
アンリ・ブランシュヴィック
フェデリコ・シャボ
リュシアン・フェーヴルと歴史学
ガストン・ベルジェ (1896―1960)
ジョルジュ・イヴェール (1870―1961)
ガブリエル・エスケ (1876―1961)
アンリ・ベール礼賛、 生誕100周年に
アンドレ・エマール
アンドレ・ピガニオルへの賛辞
モーリス・ロンバール
フェルディナン・ロット礼賛 ――生誕100周年を記念して
マルク・ブロック
エルネスト・ラブルース
エーリッヒ・ハッシンガー
フランコ・ボルランディ
フェデリゴ・メリス
マルセル・バタイヨンの模範的人生
ダニエル・ソーナー
アンリ・ブランシュヴィック
フェデリコ・シャボ
第V部 歴史は書かれる
I
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
X
XI
XII
XIII
XIV
XV
XVI
XVII
XVIII
XIX
II
III
IV
V
VI
VII
VIII
IX
X
XI
XII
XIII
XIV
XV
XVI
XVII
XVIII
XIX
生物学的固体の地理学は存在するか
歴史の敗北、 運命の勝利
歴史の余白か核心か
15、 16世紀のフランスの2度にわたる 「植民地的」 挫折
17世紀のフランスの経済
人間科学に直面する地理学
ジョルジュ・ギュルヴィッチまたは社会的なものの不連続性
人口学と人間諸科学の規模
ミシュレは今も生きている
時系列史のために。 『セビーリャと大西洋 (1504―1650年)』
ピエール・グベールの 『ボーヴェ地方』 について
ピエール・ヴィラールのカタルーニャ、 プラス・スペイン
ヴィトルド・クーラ 『封建的システムの経済理論』 への序文
アレクシス・ド・トクヴィル 『回想録』 への序文
イマニュエル・ウォーラーステイン 『近代世界システム』 への序文
ミシェル・ララン、 ジャン・ソーセー共著 『昔のロシア、 9-17世紀』 への序文
『都市と海』
カール・マルクス
『ジャック・カルティエの世界』
歴史の敗北、 運命の勝利
歴史の余白か核心か
15、 16世紀のフランスの2度にわたる 「植民地的」 挫折
17世紀のフランスの経済
人間科学に直面する地理学
ジョルジュ・ギュルヴィッチまたは社会的なものの不連続性
人口学と人間諸科学の規模
ミシュレは今も生きている
時系列史のために。 『セビーリャと大西洋 (1504―1650年)』
ピエール・グベールの 『ボーヴェ地方』 について
ピエール・ヴィラールのカタルーニャ、 プラス・スペイン
ヴィトルド・クーラ 『封建的システムの経済理論』 への序文
アレクシス・ド・トクヴィル 『回想録』 への序文
イマニュエル・ウォーラーステイン 『近代世界システム』 への序文
ミシェル・ララン、 ジャン・ソーセー共著 『昔のロシア、 9-17世紀』 への序文
『都市と海』
カール・マルクス
『ジャック・カルティエの世界』
結論に代えて
湧水が湧き出るままにしておこう
原 注
監訳者あとがき
フェルナン・ブローデル著作一覧
人名・事項索引