- エマニュエル・トッド 著
- 石崎晴己・東松秀雄 訳
- A5上製 456頁
ISBN-13: 9784938661755
刊行日: 1993/6
衝撃的ヨーロッパ観革命
宗教改革以来の近代欧州五百年史を家族制度・宗教・民族などの〈人類学的基底〉から捉え直し、欧州の多様性を初めて実証的に呈示。欧州統合に決定的な問題提起をなす野心作。
目次
Ⅲ 宗教の死、 イデオロギーの誕生
第9章 権威と不平等 (1) ――ドイツ
第10章 権威と不平等 (2) ――小国
――スウェーデン、 オーストリア、 ベルギー、 スイス、 アイルランド――
第11章 共同体 ――イタリア中部、 フィンランド、 ポルトガル南部
第12章 自由のみ ――イギリス、 オランダ、 デンマーク、 ノルウェー
第Ⅲ部の結論 ヨーロッパのイデオロギー 一覧表
Ⅳ イデオロギーの解体 ――1965~1990年
第13章 カトリシズムの最終的危機
第14章 プロレタリアートの終焉
第15章 プロテスタント諸国におけるイデオロギーの解体
第16章 政治的カトリシズムと社会主義 ――二重の心変わり
第17章 ミクロ・イデオロギー
結 論 ヨーロッパ人と外国人移民
原註
参考文献目録
附録 ( 2 地図 ――典拠と註 )
地図リスト
『新ヨーロッパ大全』 詳細目次
<セミナー> ヨーロッパの真実 ――人類学視点から
(出席者) エマニュエル・トッド / 川勝平太 / 石崎晴己
/ 宮島喬 / 丸山照雄 / 通訳・福崎裕子
解説