- イマニュエル・ウォーラーステイン 著
- 山下範久 訳
- A5並製 224頁
ISBN-13: 9784894343412
刊行日: 2003/6
リアルタイムで世界を認識する新シリーズ
世界システム論の提唱者ウォーラーステインが、北朝鮮問題、イラク攻撃など、転換期にある世界の「現在」を読み解く見取り図を提示、長期スパンからその意味を問う!
目次
日本の読者へ
21世紀 ―― これからの6ヵ月 (2002.1.1)
21世紀 ―― これからの5年間 (2002.1.15)
ポルト・アレグレ、 2002年 (2002.2.1)
ダヴォス対ポルト・アレグレ 第二戦 (2002.2.15)
なぜNATOなのか? (2002.3.1)
イスラエル / パレスチナ ―― 和平は可能なのか? (2002.3.15)
イラク ―― いかに大国は自滅するか (2002.4.1)
反 抗 ―― 超大国なにするものぞ (2002.4.15)
フランス大地震? (2002.5.1)
イスラエル / パレスチナ ―― 事態の険悪化 (2002.5.15)
移 民 (2002.6.1)
前提条件、 権力、 そして平和 (2002.6.15)
先制攻撃 ―― その政治的賭け金と倫理的賭け金 (2002.7.1)
裁判官で陪審員、 かつ騎兵隊 (2002.7.15)
日本と近代世界システム (2002.8.1)
イギリスと近代世界システム (2002.8.15)
ジョージ・W・ブッシュ ―― オサマ・ビンラーディンの筆頭代理人 (2002.9.1)
9月11日、 1年後 (2002.9.15)
決議の戦い (2002.10.1)
長期持続から見たアメリカ・イラク戦争 (2002.10.15)
ルラ ―― 恐怖を克服した希望 (2002.11.1)
ブッシュ ―― 希望を征服した恐怖 (2002.11.15)
Aciu ! ―― 大事をよそにうつつを抜かすブッシュ (2002.12.1)
多国間主義の政治学 (2002.12.15)
今後10年の北東アジア (2003.1.1)
イラクでの戦争は避けることができるのか? (2003.1.15)
フランスが鍵である (2003.2.1)
正義の戦争 (2003.2.15)
余 震 (2003.3.1)
すべてを賭けたブッシュ (2003.3.15)
始まりの終わり (2003.4.1)
訳者あとがき